第22章 we renited~honeysuckle*~
相澤に言われた言葉で
菜緒は亡くなった母親、ナイトアイの為にも落ち込んだ人生はダメだと感じた
それでも辛いの辛い
今回みんなに会い
どんな態度を取ればいいのかわからなかった
辛かったことも表に出していいのかもわからなかった
「まぁ、これからみんなと仲良く明るい未来を作れるように頑張れ」
相澤は菜緒の頭をそっと撫で
顔を上げさせた
『助けてくれてありがとう』
菜緒は笑顔でそう伝えた
「「「「「うん!」」」」」
そうみんな笑顔で、納得したように返事をした
「それにしても菜緒ちゃんのお顔がこんなに綺麗だったなんて驚きケロ」
「ほんとに。可愛いていうよりも美人さーん」
「ミスコン出られせたら絶対負けてたー」
『ありがとうございます?』
「さぁ会話も終わったし、みんなそろそろプリン食べない?僕楽しみで早く食べたいんだ!!えりちゃんも一緒に食べよう!」
そう言って通形は周りに声をかけた
「そうね!せっかくだしみんなで食べよ」
波動が声をかけてみんなで食べた。
菜緒は『えりちゃん話長くなってごめんね』と謝った
「ううん。私は菜緒さんに沢山助けられたから全然大丈夫。菜緒さんは大丈夫?」
『ふふ、ありがとう。私も大丈夫。えりちゃんが笑顔でいることが何より嬉しい』
「それなら良かった」
そう言ってみんなでプリンを食べ、菜緒は通形の隣に座った
『先輩の個性本当にすみませんでした』
「なんだい。まだ言ってるのかい?もう大丈夫さ!君こそ辛かっただろう?」
『私は感覚が狂ってたのでよくわかりません。ただ薬を間違いなく完成させたのは私です。解毒剤も作ったんですが残念ながら持ち去られたと、聞きました。本当にすみませんでした。これからは尽力して先輩の個性が戻るように努力します』