第22章 we renited~honeysuckle*~
『あっ!そうそうえりちゃんとプリン作りたくって,今から作っても大丈夫ですか?』
そう言って菜緒は沈黙を破った
「あぁ。菜緒その前にドア閉めてこっち来い」
『?何ですか』
「いいから」
菜緒は言われた通りに相澤に近寄った
すると
『わぁ!!』
相澤が急に菜緒の手を取って自分の胸元に引き寄せた
その勢いで部屋に置いてあるソファーに2人で倒れていった
『きゅっ急に何するんですか⁉︎』
「会ったら抱きしめたい言っただろ」
『だっだからって今することですか⁉︎』
「結構これでも我慢した」
『!!びょ病室でも抱きしめてます!!』
「2人きりの時にだ」
『えっえりちゃんがまっ待ってます!!』
「少しならいいだろ」
そう言って相澤は菜緒の顔を見つめた
『/////』
それだけで菜緒は顔が真っ赤になっていた
それをみた相澤は満足したように
「ふっなにもしないよ、今はな。
さぁえりちゃんが待ってる。向かうぞ」
そう言って相澤は腕の中にいる菜緒の匂いを確かめるかのように耳裏の顔を寄せ唇が触れた
『///////なっ何もしないと言ったじゃないですか』
「してないだろ?俺的には何もしていない」
『私的にはしてます』
「そうか。菜緒の何もしない範囲はわからんからな」
『〜〜〜〜〜〜またからかってますよね⁉︎』
「楽しんでるだけだ」
『そうやってまた「菜緒」
『・・・なんですか』
「迎えにくるのが遅くなって悪かったな」
『⁉︎こんなタイミングで言いますか・・・何度も言いましたけど謝らないでください。消太さんには十分助けてもらいました。おかげで計画よりもこんな早くにあの父親から解放されましたしね』
「計画ってどうするつもりだったんだ」