第22章 we renited~honeysuckle*~
『えっとえりちゃん』
「はい。菜緒さん?」
『その,たくさんごめんね・・・・。』
「私,菜緒さんに沢山助けてもらったの。謝ることなんてないよ」
『それでも,傷つけた事には変わらないよ。ここではもう大丈夫だから,よかったね。』
「うん。私またプリン作りたくって。助けてくれた人達にお礼がしたくって。でもイレイザーさんにお願いするのもちょっと・・・」
『あはは。不器用そうだもんね。全然いいよ。一緒に作ろう。それに私が面倒見る予定になってるから少しずつ外の事も学んでいこう』
「外のこと?」
『うん!えりちゃんが今まで見たことない物キラキラしたり可愛かったりたくさん見て行こう♪』
「それってわくわくさん?」
『ん?わくわくさん?うんきっとわくわくする事がたくさん待ってるよ♪』
「菜緒さん!私楽しみ!」
『それならよかった。そしたらまずプリンでも作る?』
「はい♪デクさんとルミリオンさん,イレイザーさん,他にもたくさん上げたい人がいる!!」
『そっか!それなら張り切って作らないとね』
「うん♪」
『私,消太さんに伝えてくるから待っててね』
「菜緒さんはイレイザーさんの事先生じゃないだ」
『あっえーと。元々知り合いですっと前からそんな風に呼んでるんだ。みんなの前では先生だよ。3人の秘密ね』
「秘密!私守る!」
『ありがとう!そしたら待っててね』
「うん」
そう言って菜緒は部屋をでて,部屋に荷物を運ぶと言っていたため菜緒は自分の部屋に入った
『ここが私の部屋ですか。贅沢な部屋ですね』
菜緒はそう言いながら相澤に声かけた
相澤も荷物を丁度入れ終わった様子で菜緒の方を見た
「荷物少ないな」
『消太さんの部屋とそんな大差ないですよ』
「・・・確かにな」