第22章 we renited~honeysuckle*~
母親の葬式を無事に終わり菜緒は再び雄英にきていた
コンコン
「はい」
扉の向こう側から女の子の声が聞こえた
「入るぞ」そう言って扉を開けたのは相澤だ
「イレイザーさん,こんにちわ」
「あぁ帰ってくるのが遅くなったな」
「いえ,他の先生たちが一緒に遊んでくれて」
「それならよかった。おい,菜緒何してる。早く来い?」
「菜緒さんが来てるんですか?」
ビクッ!
菜緒は急に呼ばれて驚き,今更どういう顔でえりちゃんと会えばいいか迷っていた
数刻前
相澤は菜緒の家まで迎えに来ていた
母親の葬式が終わりさっそく菜緒は療養もかねて雄英の宿舎に住まうことに
「部屋は俺の隣な」
『えっなんで⁉』
「一応俺がえりちゃんと,菜緒の保護監視だからだ。オールマイトさんもなっているがあの人は身体が限界だ」
『わかりました』
「いっとくが,寮でも先生といえよ」
『っ!わかってます。先生としか呼びませんよ」
「二人のときは別にいい」
『呼びません』
「そうか。残念だ。後早速だがえりちゃんにも会ってもらうぞ。部屋も俺挟んで隣だからな」
『まっ待ってください。心の準備が‼』
「時間の無駄だ。行くぞ」
そんな会話があり現在にいたる
えりはそっと扉の所にいるであろう菜緒のもとへ駆け寄った
「菜緒さん?」
『やぁえりちゃん・・・・その・・・えと・・・久しぶり』
「へたくそか」
『なっそういう消太さんこそ,もうちょっとなんか言えることないんですか⁉』
「・・・先生」
『あ』
「?」
「まぁえりちゃんの前だけ許そう。言えることはない。2人で話せ」
『意地悪』
「何も意地悪してない。荷物は部屋に運んどくぞ」
『ありがとうございます』
「あぁ」
そう言って相澤はえりの部屋から出て行った