第21章 farewell~edelweiss~
『ねぇさっき酒坂さん,私に,菜緒も死ぬんじゃないかって聞いたけど・・・誰か死んだの?』
「「「・・・」」」
菜緒の質問に誰一人答えることができなかった
『なんで黙ってるの・・・もしかして・・・・
・・・・お母さん死んじゃった・・・?』
「ちがっ「魅知さ~ん。検温にうか・・・起きてる!なんでナースコール押して教えてくれなかったんですか⁉ちょっと!先生!魅知さん目を覚ましました!!」
酒坂が返答しようとしたタイミングでちょうど看護師が訪室し質問の返答があやふやなまま菜緒は目を覚ましたた医師が訪室し再度検査を行う方針になった。
菜緒はそのまま検査室へ連れていかれた。
「ちょっと酒坂さん!言い方気を付けてるようあれだけ言ってたじゃないですか!なのに自分が墓穴ふんでどうするんですか!」
菜緒が病室から去っていった後,居酒は速攻酒坂を怒った。
「すまん,つい,菜緒が目を覚まして驚いて」
「ついじゃないです。もっと考えてください」
沙織まで居酒を怒っていた
「沙織ちゃん,最近俺に厳しくない」
「全くです。酒坂さんは菜緒ちゃんに甘すぎる所があります。何ももう縛られないのでお酒も煙草もやめさせないと!!あんな体に悪い物いつまでも続けるのはよくないです」
「うっうぅー。居酒ー」
「いや、流石俺の彼女。惚れ惚れ。ねぇ今からもう、2人の時「作らないし、菜緒ちゃんが帰ってくるまでここにいますよ」
項垂れる居酒だった。
そうしている所に
コンコンとノックが鳴った
「は〜い。どうぞ〜」
菜緒がいないから酒坂が返事をした
扉を開けると
「失礼しますって。皆さんお揃いですか。
菜緒が目を覚ましたって聞いてきたんですが、今どこに?」
「誰がお前におし「今目が覚めたから検査中ですよ、終わるまであと少しですからここでお待ち下さい、相澤さん」
酒坂の意地悪を遮断し沙織が椅子を用意した。