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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第20章 outbreak of war~achillea~


『はぁはぁはぁ』
菜緒は走り回っていた
『見つけた』
そう言って菜緒がその人の元へ走ると意識がなかった
『息はある,だが顔面の裂傷がひどい』
意識がない人物は雄英の一人天喰だった
菜緒はすぐ持ってきた道具で応急処置を行い次へ向かった
「いってぇ」
声が聞こえた方へ菜緒は向かった
そこへは恐らくチームアップで呼ばれたヒーローの一人が壁にもたれかかって座っていた
『大丈夫ですか』
菜緒はそう声をかけ,近寄ってすぐに傷口の手当をしようとした
「っ!おい!お前魅知菜緒だろ!!なんでお前がここにいる!もしかしてさっきのヴィラン連合の奴らか⁉」
『違いますよ。本物の魅知菜緒です。急所は外れて大丈夫ですね。傷口抑えてるんで動かないでくださいね,では』
「おい!待て!お前は何をしている⁉」
『・・・何って,応急処置ですが』
「違う,ここで何をしていたと聞いてるんだ」
『別にあなたたちが調べていた通りですよ。では』
「全部知ってるてどういう意味だ」
『パソコンもうちょっと厳しく管理した方がいいですよ』
「っつ!お前はどっちの見方だ」
『うるさい人だなぁ。そこでおとなしくしといてください』
「あっおい!」
菜緒はついにロクロックの話を無視し先を急いだ
何故なら,えりから作った薬は治崎の手元にある。もし,その薬を使うようならばいくら,治崎よりつよい通形でも太刀打ちできない。
菜緒はそれも考え急いで治崎の元へ戻らなければと考えていた。
道も普通の形状に戻り,菜緒も位置が把握できていた時だった
壁に倒れ掛かった人がいた
通形だった
『つっ!!』
(最悪だ!恐らく撃たれてる)
通形はボロボロな状態だ。
菜緒が最悪な予想をした通りの事が起きたんだと菜緒はすぐに理解しいた
『ねぇ起きて!えりちゃんは⁉』
菜緒が声をかけるも通形は気絶して目を覚まさない
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