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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第20章 outbreak of war~achillea~


「菜緒,恐らく奴らが来た」
『ヒーローですか?』
「あぁ,こうなることは予想していたから大丈夫だ。準備しろ。えりもつれて脱出する」
そう言って治崎は菜緒に出る準備をさせた
『他の人達は?』
「逃げる時間を作ってくれてる」
それを聞いて菜緒は考えるように止まった
『治崎さん』
「なんだ」
『もし、捕まるようならその時は私を殺してくれませんか?』
「・・・却下だ。まず捕まらない。それと」
そう言って治崎は菜緒のお腹に手を当て
『つっ!!』
いつものように機械を外した
「これは壊しておく。もう縛られるなお前は。だが俺が生きている間は菜緒は俺の側にいてもらう。こちらとてお前のこと調べた。母親は最近部屋にヒーローの出入りがあったそうだ。恐らく大丈夫だろう」
『優しいのか、酷いのかよくわかりませんね』
「別に。俺はお前を手放さないと決めただけだ」
『・・・わかりました。えりちゃん行こう』
そう言って菜緒、治崎、クロノスタシアはえりを迎え逃げる算段をたてた
「というわけで少しは働け出向組」
「はーい」
「任せとけ、オーバーホール」
『・・・気をつけて』
「菜緒ちゃんこれ終わったらお茶に行きましょう」
「おう、菜緒、心配いらねぇぜ」
そう言って2人は戦闘があってる方向に向かっていった
『・・・』
菜緒は2人が向かった道を眺めていた
菜緒はありきたりな言葉を並べたが心の中では全く心配しておらず今戦闘中だろうと思われる相澤達の事を心配していた
「・・・どっちの心配をしている?」
『別にどちらも』
「まぁいい。行くぞ」
そう言って再び足を進めようとした時だった

「少し話聞かせてもらっていいですか?」
「あの時の・・・」
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