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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第18章 temporarylicence〜Pasqueflower*


「その点につきましては学校へ許可書を出していただければ,大丈夫です」
「そうですか。それでも,娘は時々体調を崩してしまうんで心配です。私は昨日娘と話し合って転入の話も出てるんですよ」
『・・・え?』
「ねぇ,菜緒この前の事件は怖かっただろう?私は菜緒が心配なんだ。全寮制でもいつヴィラン連合が襲ってくるかわからない。そうだろう」
そう言って父親は菜緒の肩をさすり菜緒に見せるかのようにしてポケットに手をいれた
それは菜緒にとってはなにかの合図のようだったみたで
顔が蒼白となり
『つっ!!・・・・そう・・です・・ね』
「だろう。先生全寮制にするならば菜緒の転入を私は考えます。ねぇ,菜緒。どうだい?夏休み明けから私が勧める高校に通っては?」
そう言って父親が菜緒の手をさすった瞬間だった
ドクン
『つっ!!』
菜緒はそのさすられただけで感じてしまい声が出しそうになった
(なんで?薬は飲んでない。まさか⁉)
菜緒は飲み物をみた
わずかだが菜緒の飲み物だけ色が違う。
向かい側に座る教師陣には見えない
「どうしたんだい菜緒?」
『つっ。はぁなんで,も,ないです』
菜緒はこんなところで自分の醜態をさらすわけには行けないと耐えた
「そうかい?もしかして,この前の事件を思い出して怖がってるのかい?なんと悲しいことだね」
「魅知?」
相澤は菜緒の様子が変わったことに気付いて声をかけた
『なん,でも,ありません。お父さんも,だい,じょう,ぶ,です』
「そうかい?」
「・・・転入にしても雄英では転入する際には一度娘さんと1対1で話すことや色々準備段階がありますのでもう一度考えてもらって,返事をしてもらってはいかがでしょうか?」
校長は転入を考えるように促すように言った
「ですが,私は心「お話し中,申し訳ないのですが,今回の不祥事は私の責任でもあります。ここで何かを発言する資格はないかもしれません。ですが今度ヒーロー科の仮免試験に今後ヒーロー科に転入予定の生徒を連れて行く予定でその子の付き添いに魅知の同行の許可をもらっています。そこで一人が来れないとなると,どうしても付き添いがいなくなり我々も困る所存であります」
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