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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第18章 temporarylicence〜Pasqueflower*


翌日父親が言っていた通り
菜緒のお仕置き家へ
校長,相澤,リカバリーガールと異例の3人が来ていた
「おや,担任ではないんですね」
「どうも初めまして校長の根津です。今回は魅知さんも同行させた責任のリカバリーガールと現場責任者を務めたイレイザーヘッドに同行してもらいました」
「いえ。私も初めまして。菜緒の父親の哲学です。菜緒は母親の姓を使っているので苗字が違うんですけどね。どうぞおかけになってください」
「ありがとうございます」
「魅知,今回の事件は守ってやれなくてすまなかったな」相澤はさっそく菜緒に向かって謝った
『いえ,先生はあの状況下で十分私達生徒を守ってくださったと思います』
菜緒は薬の効果はきれ,頭が久しぶりにクリアになっていた
コンコン
「すみません。お茶をお持ちしました」
そうやって入ってきたのは兄だった
「あぁ,ありがとう。こちら,菜緒の兄で今は私の仕事を手伝ってもらっています」
「そうでしたか。はじめまして」
「初めまして。お茶もどうぞ冷めないうちにお飲みになってください。菜緒もお飲み」
『ありがとうございます』
菜緒はそう言って口にお茶を含んだ
「早速ですが,今回,こうして伺った理由ですが,今回の事件の謝罪と全寮制についてのお話です」
「その件ならプリントで拝見いたしました。先生,私は少なからず,こうして大事な娘が無事だったことにも安心しましたが,それと同様に今後雄英に娘を預けていいものかと不安なんですよ」
「・・・おっしゃる通りです。そのため,生徒の安全の確保のための全寮制と我々は考えております」
「そもそも全寮制になると,私は娘と会える時間が少ないんでね,あった時は長い時間一緒にいたいんですよ。娘だって母親のお見舞いに行ってるのはご存じでしょう。それが出来なくなるのではと私は考えているのですが?」
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