第17章 punishment~hypericum~**
「十分咥えてられそうだけど落ちると駄目だから落ちないように固定しとくね」
そう言って兄は菜緒の蜜口に入ったおもちゃが立っている菜緒から落ちないように固定した
「よし。これでスイッチを入れるとどうなのかな?」
『いっいや!やっやめ、て、おね、が』
「言ったでしょお仕置きだって」
そう言って兄は玩具の遠隔のスイッチを押した
押したと同時に菜緒の中に入っているおもちゃは動き出した
『きゃぁぁー』
「はは、イキ地獄だね。けど、それだと菜緒が気持ちいいだけになっちゃうからやっぱりやーめた」
そう言って兄は菜緒に入っている玩具を菜緒の気持ち良いとこに当たらないようにずらして直し再度固定して
微弱なバイブだけがなるようにした
『えっねぇ!なんで!あっお願いはぁっあっイカして!バァアゥ』
「駄目だよ。お仕置きなんだもん。」
『はぁあっんん』ヌチュヌチュ
そこには僅かなバイブの揺れで蜜口から奏でられる音と菜緒の声だけが響き渡った
「けど僕本当に菜緒のこと心配だったんだよ。大体雄英も反対だったんだ。あんな男がいるところなんで、菜緒が男から触られるんじゃないかって思うとイライラしちゃう。父さんも母さんが菜緒に何かするっと思って、会う以外は干渉しないようにしてるし意味わかんないよね」
『はぁはぁあっんん、おね、が、い』
「そもそも、なんであの事件があった後にすぐ菜緒を返してくれないのかなぁー!だって事件があって今日で3日目だよ!家族が心配するならさっさと返せよって感じなんだけど。菜緒もそう思わない」
『あぁ,あっいれ,て,おね,がい』
「もーそんなことも返答できなくなってるね」
事件後菜緒たちは病院につれられそこで一晩過ごし,翌日検査と事情聴取。
次の日には父親が迎えに来ていた
そこにリカバリーガールもおり
「まだ,ここで治療をした方が「別に怪我も何もしてないんだろう。だったら問題ないですよね。ここにいる方がまた,襲われでもしたらと心配なので連れて帰ります。いいね菜緒」
『はい』
そう言って無理やり連れて帰られたのが父親たちの自宅ではなく別荘。菜緒のお仕置き部屋と言っても過言ではない家だった。