第3章 mother~carnation~
菜緒からは
一筋の涙が溢れた
『叔母さん,私の人生まだ捨てるものじゃないかな。お母さん目が覚めるかな。これから先,未来私は幸せになれるかな』
「えぇ。一緒に幸せになれるようにとりあえずは生きることと後はそーね。冬美が言うパーっと楽しいことでもやりましょう」
『うっうっわぁああああん』
菜緒はその後も冷に抱き着いて泣きついた
「あらあら,また娘が出来た気分ね」
「えってことは,私の妹!やったー!私男所帯だったから,妹が出来てとっても嬉しい」
「私,轟冷というの,こっちは娘の冬美,あなたのお名前は?」
『菜緒です』
「菜緒ちゃんかよろしくね。とりあえず外は寒いし中に入ってあったかい飲み物でもいただきましょう」