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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第16章 forest camp~ajuga~


翌朝
『頑張ってますね~』
「それは頑張ってもらわないと困る」
『個性伸ばしは仮免とって必須ですもんね~。試験楽しみにしています』
「遊びじゃないんでぞ」
『勿論。心操には対策と今後必要となる技術を伝えるつもりですよ』
「それは,頼もしいな」
『私は引き続き救護とアドバイスに回ります』
「あぁ」

PM4:00
今日からは生徒で食事を作るようになっていた
「「「イエッサ…」」」
皆疲れ果てているため元気がない様子だが
「確かに・・・災害時の避難先で消耗した人々の腹と心を満たすのも救助の一環・・・・・」
「さすが雄英。無駄がない‼!世界一旨いカレーを作ろう皆‼」
『先生。飯田君の事便利とか考えませんでした』
「・・・そんなことないだろ」
『そうですか。なら私は手伝ってきます』
「あぁ」
そう言って1日目も順調に過ぎていき2日目の夜になった
夜の肝試しの予定となり
「肝を試す時間だー!」
と芦田が叫ぶも
「その前に大変心苦しいが補修連中はこれから俺と魅知と補習授業だ」
「嘘だろ」
『本当です』
「すまんな。日中の訓練が思ったより疎かになっててのでこっちを削る」
「うわああ。堪忍してくれ試させてくれえ!!」
『それは無理』
「菜緒てめぇは残れよ」
『勝己それも無理』
今回の訓練で自分の個性がまだまだだと思った勝己は菜緒に絡まず訓練に励んでいたものの,限界が来ていたらしく,肝試しに一緒に参加させようとしていた。
「なんでだよ」
『私が今回来た理由は救護と補修組への指導』
「んなことぁ先生にまかせればいいだろうが!」
『無理。相澤先生と別れて教えてるから。私は私で教えることがあるの。勝己の訓練は今は汗腺を広げてるだけだけど,寒い時だと汗腺が狭くなるからエンジン入れるの大変でしょ。そういうこと自覚してるのとしてないのじゃ違うから,そういうこと私は教えてるの。だから無理』
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