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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第16章 forest camp~ajuga~


菜緒は教師陣との話も終わり部屋に帰ってきていた
(お風呂入りに行こう)
そう言ってお風呂の準備をし誰もお風呂場にいないことを確認し入った
「ふぅ~」
(ゆっくり入れました)
菜緒はゆっくりとした足取りで部屋に荷物を置き,どうせ今夜も眠れないだろうよ元々持参したコーヒーセットを片手に食堂の方へ向かった
そこには
『あっ先生』
「・・・魅知か,何してる。消灯の時間だぞ」
『眠れないんで,コーヒーでも飲もうかと。先生もいりますか』
食堂には相澤がいたが気付いた時には相澤も気づいて菜緒の方をみていたため,そのまま入ることにした
「あぁ,頼んだ。・・・自分で全部持ってきたのか?」
『好きなんですよ』
「そうか」
『先生こそ,こんな時間まで仕事ですか?』
「あぁ,合宿以外でもやることはあるからな」
相澤は菜緒と話しながらもパソコンをみていた
『どうぞ』
「ありがとう。・・・うまいな」
『ありがとうございます。心操の事ですか?』
「知ってるんだな」
『聞いてますから。後は先生がやたら,私の事を聞いてくるとも聞いてます』
菜緒は眼鏡で目元の表情はわからないが,口元は笑顔でそれを聞いていた
「・・・それでお前はどう思ったんだ」
『相澤先生が私のどこに目をつけたのかなって。後はそうですね。先生のヒーロー活動の中で何か私と関係するものがあったのかと考えましたよ。まぁ確率は低いですけど私がヴィラン連合と関りがあると思っているのか。それは,私をここに連れてきた時点でないとは思いましたけど』
「・・・そうか。ならまず一つ目。魅知の入試の解答欄に疑問をもった。どう見てもわざと間違えているようにしか見えなかったからだ。だから,最初にも個性について聞いたが,俺はお前が個性を何かしら隠しているのではないかと思っている。魅知の家族構成だが,悪いがここは雄英だ。全部こちらで把握している。その中で父親の行動で気になった点があるが,そこはお前と関係があるかは気になる点だな。ヴィラン連合関連はお前は関りはないと考えている」
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