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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第16章 forest camp~ajuga~


「驚いたぞ。菜緒がまさか同じ学校だったなんて」
『ごめん。騙したみたいになって,とりあえず座って』
菜緒は眼鏡を外し,轟にソファーに座るように促した
『じゃぁ改めて魅知菜緒です。焦凍』
「あぁ」
『普通に反応してるし。怒ってる?』
「怒ってねぇ。ただ,驚いてはいる」
『そんな風にも見えないけどな。けど,これからもよろしくね』
「あぁ。学校でも話せるんだよな」
『うん,そうだよ。あっでも普段は眼鏡してて,顔はバレないようにしてるから,そこだけ内緒にしてもらっていい?』
「そうか。顔・・・俺はもったいねぇと思うんだが,バレないようの理由きいてもいいか?」
『う~ん。最初はねあんまり学校で目立ちたくなかったの。けどこうやってもうすでに目立ちつつあるからあんまり意味ないけど,これ以上目立ちたくないのが理由かな』
「綺麗な顔だもんな。俺は見ていてぇからそのままにしていてもいいと思うけどな」
『相変わらず褒め上手ですね。まぁ2人で会うときだけでもいいじゃん』
「そうだな。母さんには言わないのか?」
『冷さんでしょ。言うタイミング逃しちゃったから,中々言い出せなくてそのままなんだよね。』
「今度一緒に言うか?」
『助かる!ありがとう』
「別にかまわない」
『お礼に,そば奢る』
「それはいいな。それなら,二人で蕎麦の美味しいとこ行かないか?」
『いいね♪行こう』
「合宿終わったら連絡する」
『楽しみにしてる』
「あぁ。俺はこうして菜緒と学校でも話せると思うと楽しみが増えてよかった」
『そっか。そしたら,そろそろ先生たちの所に行くからじゃあね』
「あぁ遅くまで悪かったな」
『全然。明日から地獄だと思うから頑張って』
「それは怖いな」
そう言って轟は菜緒の部屋から出て行った菜緒はというと,その後相澤,ブラトーと共に明日からの訓練について話し合いをし解散となった
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