第16章 forest camp~ajuga~
「菜緒ちゃん一緒にお風呂入ろう!」
そう言って麗日,芦戸がお風呂に誘ってきた
『ごめん。先生たちと話す資料を目を通さなきゃいけないんだ。せっかく誘ってくれて嬉しいんだけど,先に入ってて』
「そっか~残念。色々手伝ってくれてありがとう」
『いいよ。みんな頑張ってるから。私はその分他の事やってるだけだから』
「そっか!なら林間合宿終わったら、遊ぼー!」
『私で良ければ』
「やったー!」
そう言って2人は去っていった。
その後
「求められてるのはこの壁の向こうなんスよ・・・
ホラ・・・いるんスよ・・・
今日日男女の入浴時間ズラさないなんて
事故・・・そうもう
これは事故なんでスよ・・・
それに俺は覚えてるんスよ
体育祭でのあのボディー
あれはもう何にも変えられない価値があるんスよ
魅知さんのあのボディー・・・」
「峰田くんやめたまえ!君のしている事は己も女性陣も貶める恥ずべき行為だ!」
「やかましいんスよ・・・」
と峰田がアホな事をしたらしく
洸汰がそれを止めたものの落下し失神し緑谷が助け,救護室に運ばれてきていた
『そんなアホ本当にいるんだ』
「ごめん,菜緒ちゃん」
『大丈夫,特に問題は無さそう。失神してるからもうちょっとしたら起きるよ」
「そっか,なら,僕はマンダレイのとこ連れて行くね」
『うん,ありがとう』
「峰田くん,菜緒ちゃんもどうのこうのて言ってたから気を付けて」
『アハハ。私は色々みんなと時間ずらせれるから,大丈夫。ありがとう』
そう言いながら緑谷は洸汰を連れて部屋から出て行った。
『なにげに人来るなぁ~』
そう言いながら,資料を見直している時だった
ピロんと菜緒の携帯が鳴った
菜緒は画面を見て返信しその10分後
コンコン
部屋のノック音が聞こえた
『どうぞ~』
そこに入ってきたのは約束していた
『やっほ!焦凍』
轟だった