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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第16章 forest camp~ajuga~


「さっそくで悪いが,宿舎着いたら,飯炊きの準備を頼む」
『みんなの荷物は運ばなくてもいいんですか』
「それくらい,自分たちでさせる。お前は雑用係じゃない」
『わかりました。補修組にはどういった指導を』
「その前に,今回の合宿の内容だ。何か意見はあるか?」
『いえ,先生たちが考えているんだから特段問題はないと思いますよ』
「そうか,あとは・・・」
そう言って今回の合宿について話していった
「まぁ話すことはこれだけだ。気になることはあるか?」
『いえ,とくには。みんな同じ部屋なのに私だけ別にしてもらってありがとうございます』
「別に,お前の部屋には救護の部屋としても使わせてもらう。生徒に一人性欲の権化がいるからきをつけるように」
『そういうのは私大丈夫ですよ』
「・・・はぁ自覚がないか」
相澤は小さな声で呟いた
『え?』
「何でもない。とりあえずつくまで俺は寝る。ついてからの睡眠時間は全くないからな。魅知も寝とけ,夜お前もブラドと一緒に話に入ってもらう」
『わかりました・・・てっえ⁉』
「なんだ」
『いや,なんだって。先生なんで寄り掛かってくるんですか』
相澤は寝る体制に入ったがなぜか菜緒に寄り掛かって寝ようとしていた
「ちょうどいい所にいたから」
『それ理由になってませんよ』
「いいだろ。爆豪にしてたんだから。先生の救護もやるつもりでちょっと休ませろ」
『なぜそこで勝己ですか。あれは幼馴染なじみでやってただけでよ』
「しらん」
そう言って相澤は菜緒の言葉を無視し眠りに入った
実際相澤は,菜緒が爆豪に寄り掛かっているのに出さえ苛立ちを覚えており,漸く二人きりになれたと思うが,菜緒には実際全部バレてると気付いてないため,何も出来ない
そんなもどかしさもあり,わざわざ隣で説明しなくてもいいことを隣に座らせ,こうやって肩枕を菜緒にさせていた
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