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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第15章 termendexam~tricyrtismacrantha


菜緒はというと校舎内ベッドにいた
『あっ起きた』
そう言って目を覚ましたのは爆豪だった
「学校では話しかけるなじゃなかったか?」
そう言って爆豪は起き上がった
『今日はリカバリーガールに頼まれて、救護の手伝いをしてたから、勝己が起きるのを待たなくちゃいけなかったの』
「そうかよ」
『見事にやられたね』
「うるせぇ」
『一人で何でもやろうとするからだよ』
「・・・・」
『ティッ!!』
菜緒は爆豪のおでこに平手打ちをした
「つっ!なんだよ⁉︎」
『無視するから』
「別に無視じゃねぇ。なんも返す事なかっただろうが。それに情けない姿しか見せれなかった」
『はぁ〜別に情けないとか思ってない。ただ出久も勝己も仲悪すぎ、だいたい今回の試験の目的勝己ならわかってたでしょ』
「チッ!」
『ほら、そんなに出久が気にくわない?横に並ぶのがいや?納得いかない?プライドとして許せない?』
「別に」
『はぁ〜別に2人の問題にとやかく言うつもりはないけど、出久にも言ったけど無茶しないでよ。見てる方が心配で辛くなる』
「・・・無茶してるつもりはない」
『オールマイトにあんな無鉄砲で行ったのに?』
「・・・・やり過ぎた」
『わかればよろしい。それにさっきも言ったけど私は勝己が情けないなんて思わないよ。ヒーローになろうと争っている姿はカッコいいし尊敬している。それに今だからこそ出来る失敗は沢山しとくべきでしょ。ヒーローになったら失敗は許されないだろうし』
「あぁ」
『よし!暗くなったし、生徒も居ないし今日は特別に一緒に帰る?』
「当たり前だ」
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