第15章 termendexam~tricyrtismacrantha
「なんとなく,会話の流れで聞いてみたくなって」
『何それ意「普通科。魅知菜緒さん。リカバリーガールが呼んでいます。保健室へ」
「なんか呼ばれたよ」
『呼ばれたね。はぁ~とりあえず,ヒーロー道のり前進おめでとう。ちゃんと教えてもらったこと自分の物にした所今度見せてね。ほいじゃ!』
そう言って菜緒はリカバリーガールの所へいった
心操はそこに残って
相澤先生と何かあるんだろう
と考えながらも
菜緒の性格がどんどんわかってきている心操は菜緒が仲良くなるほど嘘が下手になることも感じていた
「まぁ面白いからそっとしておこう」
そう言って心操は教室へもどった
菜緒は保健室に来ており
リカバリーガールに呼ばれた理由も考えてながら入った
『リカバリーガール何か私に用ですか?』
「おっきたね。実は魅知にお願いがあってね」
『お願い?』
「そうだよ。あんたの傷毎回治してるんだから,そのかわりと言っちゃなんだかね,手伝ってほしいんだよ」
菜緒は最近父親,兄,医師にされ傷ついたところはリカバリーガールが何も聞かずに治してくれていた。
何も聞かれない事には不信には思ったが菜緒にとっては怪我が治り,干渉されていないことをありがたいため,流石に目が行く傷が出来た時だけは,リカバリーガールの所で治療をお願いしてた。
『まぁ,それくらいならいいですけど。何を手伝えばいいんですか?』
「今度ヒーロー科の1年の期末テストの実技が実践型でやるらしいんだよ。その負傷者の手当を一緒にやってほしいんだ」
『へ~ヒーロー科も毎回怪我ばかりで大変ですね。いいですよ』
「ありがとう。魅知の担任には伝えてあるよ。担任もあんたが成績を落としてないから大丈夫だろうと言っていたよ」
『そうですか。わかりました』
「それじゃ頼んだよ」
そう言って菜緒は戻った
リカバリーガールはため息をつき,近くで魅知を観察し少しでも個性が分かる近道になれば
と思い今回の算段
校長も相澤,オールマイトにも了承をえていた
「さぁどうなるかね」