第14章 work experience~thundersonia**
翌日保須総合病院
緑谷達は前日ステインとの戦いで負傷し病院に運ばれていた
そこでグラントリノ,マニュアル,面構犬嗣に散々指導を受け,飯田に診察が終わり3人で話していた
「飯田くん,僕も・・・同じだ。一緒に強く・・・なろうね」
「なんか・・・わりィ・・・」
「何が・・・・・」
「俺が関わると・・・手がダメになるみてぇな・・・感じに・・なってる・・・・呪いか?」
「あっはははは。何言ってるんだ!」
「轟くんも冗談言ったりするんだね」
「いや冗談じゃねぇ。ハンドクラッシャー的存在に・・・」
「ハンドクラッシャー-!!」
そう3人で何か決意を決め新たな友情が芽生えた時だった
〖ガシャーン!!!!〗
「「「え?」」」
「離してって言ってるでしょ!!!」
なにかが落ちた音と共に女の子の悲鳴が聴こえた
3人は不思議に思い音が聞こえた方に向かった
そこには
『やめて!離して!大丈夫だから!帰るから』
「魅知さん!落ち着いて,帰ると言ってもすごい熱よ!!そんなんで帰せないわ!」
『だから大丈夫だから!!かかりつけあるから離して!』
「ダメよ!あなた,昨日も変な感じだったてヒーローから聞いてるの⁉一回きちんと検査しましょう!親御さんに連絡もするわ」
『お願い!親にも電話しないで!離して』
そこには緑谷と轟の知っている顔があった
「「菜緒(ちゃん)?」」
『え?』
「ん?緑谷くんと轟くんの知り合いかい?」
「あっあぁ。でもなんで緑谷も?」
「ぼっ僕は幼馴染で轟くんもなんで?」
「俺は母親の病院で知りあっ「あっおい緑谷⁉」
緑谷は菜緒の元に駆け寄っていた
「菜緒ちゃん⁉大丈夫⁉」
『い・いず・く?』
「うん!いずくだよ」
そう言った瞬間菜緒は緑谷に抱き着いた
「怖かったのかな?もう大丈夫だよ」
そう言って緑谷は菜緒を抱きしめ背中をゆっくり叩いた。それは爆豪がやっていたのと同じように。
緑谷は昔いつも二人を見てたからこそできることだった。