第14章 work experience~thundersonia**
「明日は保須まできてれくれ。18時◯○ホテル」
(はぁ~明日は保須か)
そう言って菜緒はため息をついていた。
そう言えば保須て最近事件起きているところだな
まぁ私には関係ないかと思いanemoneへ向かった。
客もまばらになり落ちついたころ菜緒が酒坂に
『消太さん,全然来ないね』
と聞いていた
相澤は菜緒には仕事が怪我と仕事がひと段落したらanemoneへ行くと伝えていたため連絡もそれ以降していなかった。
菜緒からしたら,怪我も治り,職場体験が始まったため来るかなと思っていないが来る気配はない
「あぁ,それなら昨日開店前にちょっと来たぞ」
『え⁉なんでそんな時間に』
「さぁな。用が出来たってさっさと帰っていったよ」
『そっか』
「・・・会いたかったか?」
『べっ別にそんなんじゃないよ!』
「そうか,そう見えたがな」
『だから違うって。あっそういえば明日保須まで行ってくる』
「ずいぶんと遠いな」
『そこまででもないよ。呼ばれたから仕方ない』
「帰ってきたら連絡しろよ」
『は~い』
「学校は変わりないか?」
『学校?なんで急に?特になんも変わりないよ』
「いや,なんとなく。相澤さんにもバレてないのか」
『本当にどうしたの急に。別に科も違うし,職員室でも忙しそうに仕事してるから,会うこともないよ』
「そうか,ならいい」
『変なの』
酒坂は相澤があれからどんな行動しているか気になったが,今のところは菜緒にコンタクトはとってきてないらしい
まぁ,それ以外にもやらなくちゃいけないことがあるのだろうと
酒坂も納得し相澤の話はおれで終わった
「明日気を付けろよ。保須は最近ぶっそうだ」
『この前のニュースでしょ。大丈夫よ。ヒーロー殺しはヒーローにしか興味ないでしょ』
「そうだが,気を付けろよ」
『わかりました~』