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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第13章 past love~anemone~


「うそ」「あんまりだ」
沙織と居酒はその言葉しか出てこなかった
『そんで,私決めたんだけど。私一人暮らしする。』
「「「はぁ⁉」」」
「なんでそんなことになんだよ⁉」
「そうだよ菜緒ちゃん,酒坂さんのとこに住めば安全じゃん」
「私もそう思う」
『いや,逆に危ない気がするんだ。今回のは父親からの警告なんだって私は思ってる。これ以上酒坂さんの近くにいたら次に誰が被害にあうかわからない』
「そうだとしても,一人だと,またその女がくると思うぞ」
居酒はそう言い他2人もうなずいた
『いや,それはないんだと思う。今回のであの人殺されるって言ってた。てことはこれ以上なにか私にしたら殺されるんだと思う』
「けど・・・」
『これ以上みんなに迷惑かけられないよ」
「「・・・」」
「わかった!一人暮らししろ」
居酒と沙織が黙る中酒坂は一人暮らしをしろと言ってきた
「えっ酒坂さん!何言ってるんですか⁉頭大丈夫ですか⁉」
「確かにおかしくなったかもしれん!けどな,菜緒の言う通りあの男は俺にも警告してきた!俺が死んだら,あいつの思う壺だ!!俺は生きて菜緒を守ると決めている!!だから,今は大人しく一人暮らししろ!!本当はすごく嫌なんだぞ。父さん,泣きたいくらい嫌なんだぞ。菜緒と離れるのすごく嫌だけども一人暮らしを許す!ただ,ちゃんと俺たちに顔みせろ!anemoneも経営だけじゃなく店でも働け!!」
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