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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第13章 past love~anemone~


『・・・・なんか色々突っ込みたいけど,とりあえずありがとう』
「はぁ保証人とかはどうするんですか」
と居酒は言った
「ふふふ。それは伊達に夜働いてるから伝手はある」
「菜緒ちゃん一人暮らしなら色々準備手伝うわ」
『沙織ちゃんありがとう』
そう言って菜緒の一人暮らしが決まった。
勿論父親には全部バレているが何もしてこないということか許容範囲なのだろう。
GPSも菜緒が解析してどうにか居場所を自分たちで移動できるように操作できるようになり,夜はanemoneで働けるようになった
菜緒も順調に回復してると思っていた。
そんな時だった
菜緒から1通の連絡がきていた。
俺はその時連絡に気づかず見たのは1時間後でそこには
【ごめん】
それだけだった。
俺はそれが恐かった,急いで菜緒の自宅に走った
インターホン押してもでず,合鍵で入るもそこはいつもの殺風景な菜緒の部屋
急いで柚香の病院に向かおうとするとそこには
再び『ごめん』と言って申し訳なさそうにした顔の菜緒がいた
「頼むから,あんなメールよこすな。心配するだろ」と抱きしめた
それから菜緒の様子が不安で何度も連絡をすると
『過保護すぎ』と言われ居酒や沙織ちゃんに止められた。
菜緒はどんどん俺に似てきてるらしく,俺の真似をするかのように酒もたばこも初めて今の状態だ。
今では全くゆうことも聞かなくはなったが,前より笑顔が増え目の前の幸せをを見れるようになった。

「相澤さんはどうやって菜緒を幸せにするのかねぇ」
今後の動きに少しは期待している酒坂だった
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