第13章 past love~anemone~
「はぁ~君には少しは申し訳ないと思ってるだよ。酒坂君。君の大切の婚約者の柚香を奪い,その子供でさえ私ものなんだからね。本当に君は不憫で仕方ない人間だと思ってるんだよ。それなのに2人を助けれない残念な君に菜緒の居場所を教えようとしてるのにね」
それを聞いていた居酒と沙織は驚き酒坂をみた
菜緒の事情は二人に話していたが酒坂は菜緒の母親が以前自分の婚約者とは話しておらず幼馴染で通していたからだ
「つっ!いいから菜緒の居場所を教えろよ!」
「せっかちだね。君に言って起きたことがあったんだ。1つは菜緒を助けたいのはわかるけどこれ以上私達のことに踏み込んで来たら,菜緒も柚香もあっという間にいなくなっちゃうから気を付けてね。あっ後はね柚香ね初めて私が抱いた日はねごめんねとおるってずっと叫んでいたんだ。それに私興奮しちゃったよ。あの日は今でも覚えてるよ。」
「つぅうううう~!!!ふざけるな!いいから場所教えろ!!」
「ははは。君の顔が直接見れないのが残念だ。場所は○○ビルの廃墟のとこだよ。これからも菜緒の生活面頼んだよ」
そう言って父親は電話をきった
「っくそ~~~~!!!!」
そう言って酒坂は投げた。
「・・・・・酒坂さんとりあえず今は菜緒ちゃんを探しに行きましょう」
「・・・あぁ,そうだな」
酒坂は項垂れながらも足に力を入れて菜緒を探しに向かった