第13章 past love~anemone~
「はぁわかったよ」
そう言って俺と柚香は漸く付き合うようになった。
高校も同じところに入り,俺たちの仲は続いいていた
俺は酒を作る個性だったから
夜のbarのバイトを始めた
勿論夜中まであったりもするため施設に内緒で
いつも窓から抜け出してバイトにいってた
勿論柚香にも内緒で
その日もいつも通りバイトへ行って帰ってきて窓から入ろうかとしたとき
「とおる,なにしてるの?」
そこには柚香がいた。
「なんでいんの⁉」
「だって最近とおるみんなに黙って夜遅くに帰ってきてたでしょ。私言ってくれるの待ってみたけど何も言ってくれないから帰ってくるまで待ってたの」
そう言った柚香は酒坂の部屋で待っていた
「はぁ~なんでお前にはすぐバレるかな」
「とおるのことずっと見てるから当たり前じゃん!何してたの?」
「はぁ。恥ずかしい事よく言えるな。バイトだよバイト」
「こんな時間まで⁉とおるそんなにお金困ってたの⁉」
「ちげぇよ。Barで今バイトして酒の作り方学んでるの」
「あっとおる,将来バーテンダーになるって言ってたもんね」
「そ。それで今,無理言って教えてもらってるの」
「とおるは夢があっていいなぁ~私は何もないし」
「ゆかは俺の嫁でいいんじゃね」
「え?/////」
「俺この先ゆか意外とか考えられねぇし」
「とっとおるの方が恥ずかしいこと言ってるじゃん」
「そうだな。けど本気だよ」
「ふふ嬉しい。とおるが初めて出すお酒は私が飲みたいな」
「あぁ,ていうか今度作ってやるよ」
「えっでも未成年だし」
「ちょっとくらいなら大丈夫だって」
「楽しみだなぁ」
そう言って柚香に酒飲ませた時は服は脱ぐわ,キス魔になるは手が付けれなくなって困ったのを今でも覚えている
それに,その日の記憶はさっぱり覚えてない
この時は一番楽しかったし,幸せだったんだと思う
それから,卒業してからは施設を出ないといけない俺は住み込みでBarで働き,柚香は金持ちの所で下働きとして住み込みで働いていた
その時もお互い時間が合わなくても休みの日には身体をあわせこれからのことに夢膨らみ幸せだったんだと思う