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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第13章 past love~anemone~


そう言って緑谷達は職場体験に言った夜
相澤は漸くの怪我も治り休みになり,その足で向かった先は
カランコロン
「すみません。まだ,か・・い・・てんまえってなんだ相澤さんか」
相澤はanemoneへ来てた
「すみませんね。ちょっと話したいことがあったんで,早めに伺いました」
「何だい。この前までは敬語じゃなかったのに今回は随分改まってるじゃねぇか」
「そういうあなたはだいぶ砕けてます」
「娘はやらねぁぞ」
「それは菜緒の気持ち次第ですよ。酒坂さんは親代わりでしょ」
「・・・はぁ~。んで。何を俺に聞きたいんだい」
「全部ですね」
「菜緒に聞けばいいだろ」
「教えてくれませんからね」
「信用されてねぇんだろ」
「俺の見解では菜緒が俺に嫌われたくなくて言いたくないのかと思っています。そんなこと全くないんですけどね」
「チッ!なんでもお見通しかよ」
「当たってるならよかったです」
「・・・はめたな」
「肯定されただけでね」
「はぁ~相澤さん。俺は菜緒のことを本当の娘だと思ってるし,これからもそうだ。それなのに,漸く,菜緒が笑うようになったのに,また崩すかもしれねぇ奴が来たくらいにしか思えねぇ。でももし本当にあんたが菜緒のヒーローで菜緒を助けることが出来るなら,この辛い現状をなんとかできるかもしれねぇとも思っている。
俺はあんたを見定めなくちゃいけねぇと」
酒坂は相澤が来るまでなんと言おうかさんざん悩んだ結果だった。もちろん相澤にすがることは簡単だ。だが,もし,これで相澤が傷ついたり,今以上に閉じ込められると漸く抜け道を見つけつつある現状が最悪な結果になるし,これ以上菜緒が傷つく顔は見たくなく,そのための提案だった
「・・・どう俺を見定めんですか」
「菜緒が誰か見つけてきてください」
「・・・は?菜緒は菜緒でしょう」
相澤は何を言ってるんだという顔をしていた
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