第11章 sports festival~iberis~2
『出久!大丈夫⁉』
菜緒は急いで扉を開けた,そこにはリカバリーガールと出久以外に金髪の人がいた。
『あっすみません』
「いや,大丈夫」
『出久大丈夫?』
「なんだい?あんたたち知り合いだったのかい?」
『幼馴染です』
「そうかい。ちょうどいい所にきた。魅知あんた,観戦だけだろ。今から緑谷手術なんだよ。手伝っておくれ」
『え?私が?いいんですか?』
「手が足りないからね!ほら,向こうで準備してきな」
そう言って菜緒は渡された,綺麗な服に着替えて手術の手伝いを行った。
『出久大丈夫?』
「菜緒ちゃんわざわざありがとう」
「どこがだい。短期間で酷使しまくった報いだよ。魅知助かったよ。ありがとう。緑谷はもう大丈夫だからもう戻りな」
『わかりました』
そう言って菜緒が振り向くと部屋にまた,やせ細った,金髪の髪の人が入っていった
(あの人誰だろう?学校の教員にあんな人いたかな)
菜緒は疑問に思いながら,携帯を見ると美優からのlineで【次決勝,爆発の人と氷の人】と来ていた
(勝己すごいな。決勝か。急いで応援いかないと)
菜緒は急いで観客席に戻り決勝を見守った。
爆豪は入場の時先ほどみたいに菜緒の方は見ずに真正面の相手だけ見てた。
そして試合が始まり結果は爆豪の優勝だった。
表彰台では・・・爆豪は拘束されていた
「ね?あの人,本当に1位?やばない?叫んでない?やっぱり怖くない?」
『・・・・やばいね。あれは』
(うわぁ~勝己荒れてる~,まぁ納得いかないんだろなぁ
~。最後戦った人,出久の時は炎使ったのに,勝己の時使わなかったもんなぁ~。そりゃ納得しないよね)
菜緒も美優も爆豪の醜態に引きながら見守った