• テキストサイズ

PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第11章 sports festival~iberis~2


『はっ!ちょっと何するの』
「こうでもしないと言わないなと思って」
『だからって個性使うことないじゃ‼』
「けど,どうしても俺はヒーローになりたいんだ」
『・・・はぁ~。わかった』
「ありがとう,魅知てそんな顔してんだな」
『どうも。綺麗な魅知さん。僕の願いを叶えてくださいて言ったら考えてあげる』
「・・・それじゃ,俺は魅知が屋上で煙草を吸ってたこと先生に言ってくるな」
『ちょっとまてぇ~~~~い!!わかったわかった!大人しく協力するから』
「そう?ならよろしく」
そう言って菜緒は心操がヒーロー科より目立つように作戦を考えるのであった。


~体育祭2週間前~
「ねぁ菜緒!クラスのみんながヒーロー科のA組敵情視察に行くらしいよ!私たちも行こうよ~」
『・・・何故?』
「え~だって見てみたいじゃん!心操君も行くでしょ⁉」
「あぁ」
「ほら~菜緒もいこ~ねぇ~お願い~‼」
『はぁ~わかったから』
「やった~!」
そう言ってA組に向かうとそこには人がごった返していた
『見れないじゃん』
そう菜緒が言った時だった
「意味ねぇからどけモブ共」
((うわぁ~))と菜緒も美優もドン引いた声を心で上げていた
すると心操が急に前に歩き出し
「どんなもんかと見に来たがずいぶん偉そうだなぁ。ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい?」
((心操(君)~なにやってるんだぁ))
「こういうの見ちゃうと幻滅するなぁ,普通科とて他の科ってヒーロー科落ちたから入ったて奴けっこういるんだ知ってた?」
「体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆も然りらしいよ・・・・・・・。
敵情視察?
少なくとも普通科(俺)は
調子のってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」
((え~敵情視察だったんじゃないの~))
菜緒と美優は驚いて何も言えずただ心操を見守ることしかできなかった
見守っていると心操が戻ってきて
「戻ろ」とだけいい
「はっ心操君,私ビックリしちゃった!すごくかっこよかったよ!!」
「ありがとう」
『・・・宣戦布告したからには勝たないとね』
「もちろん,魅知の協力もあるしヒーロー科より目立つよ」
『楽しみにしている』
「あぁ」


/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp