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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第11章 sports festival~iberis~2


『・・・・え?なんでいるの』
菜緒は驚きで声が最初出なかったが,漸く振り絞り声をだした
「声かけようとしたけど,魅知さっさと歩いて行っちゃうし,人目気にしてそうだからそっとつけてきた」
『でも私鍵かけたよね?』
「見よう見まねでやったらあいた。てか魅知,たばこ吸うんだな』
(のぉおぉおおお!!!!マジ何なのお前!普通に声かけろよ,もう私色んな意味で今やばくない)
『・・・あっあのさこのこと』
「別に言わないよ。」
『・・・・・なんで』
「別に,今から無理なお願いしようとしてるから俺がこのこと黙ってる代わりの交換条件にしようかな」
『ありがたきやね。そんで交換条件とは』
「開き直って普通に吸うなよ。身体に悪いし早死にするぞ」
『いいんよ。はやく死ぬときゃ死ぬ。んでなに?』
「はぁ。俺,どうしてもヒーローになりたいんだ」
『うん』
「今回の体育祭で目立ちたい」
『うん』
「魅知,本当は学習系の個性ないて言ってたけどありそうだから俺に協力してヒーロー科より目立つように一緒に考えてほしい」
『うん・・・ってえ?だから,私,学習系ないって言ったよね』
「いや,そういってたけど,魅知たまに,先生から渡されてたプリントや依頼を覚えて次の日には全部発表とかうまい具合にやるじゃん。そのプリント渡された時や覚えなきゃいけない時目の周りが赤く光ってんだよ。それでもしかしてと思ったんだけど違う?」
『たまたまだよ』
そう言った瞬間菜緒は頭が急に靄がかかったようになった
すると心操が
「魅知の個性は何だ?」
『私の個性は暗記。見たものを全部頭の中に記憶し整理すること。いわば,頭の中が図書館になっていて覚えることはもちろんその知識を使うことなら何でも考えてできる。身体機能は変えられない。あと一つが魅了。相手の目を5秒以上見つめれば,30秒程度は思うように動いてくれること』
「そしたら,最後に眼鏡とってくれる」
菜緒は心操い言われるがまま眼鏡をとった
「だいぶ詐欺にあった気持ちだな」
そう言って心操は菜緒の肩をたたいた

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