第10章 sports festival~iberis~
「ほらよ」
爆豪は小さい頃好きだったプリンを持ってきた。
『ふふ。メーカーも覚えてるんだ』
「当たり前だろ。お前のことは覚えてるに決まってる。ほら口運んでやるから食べろ」
『ありがとう』
そういって食べ終わり
「寝てろ」
と言って爆豪は後片付けにいった。
『久しぶりにたべたな』
菜緒は実際自分がプリンが好きなことも忘れていた。それを爆豪は覚えており実際買ってきてくれるん優しさに心が温まった
そうこうしているうちに爆豪が戻ってきて
「本当に寝ないのか」
『だから,寝すぎて眠れない言ったでしょ』
爆豪はそうは思えなかった。熱は下がってないようだし,普通に話しているようで呼吸は浅い,顔色も食事してマシになったがまだ悪い。
「はぁ~」
爆豪はため息をつき,来る途中に買ってきた冷えピタを菜緒のデコに貼り,菜緒のベッドに入ってきた
『えっちょ勝己!』
「別に病人襲う趣味なんざねぇよ」
そういって爆豪は菜緒の隣に来て菜緒を抱きしめて
「寝ろ」とだけ言ってきた
『どうしたの』
「別にどうもしねぇよ,ちいせぇ時はこうやってお前寝てただろ」
『それはいつも出久と3人で寝るとき勝己が勝手にやってたんでしょ』
「それでも菜緒は寝てたじゃねぇか」
『そうだけど,今じゃそんな歳じゃないでしょ』
「んだよ,襲ってほしかったのか」
『違う!も~』
「いいから寝ろ」
菜緒はもう言い返すの疲れて大人しく爆豪の胸に身体を預けた
「・・・今日は悪かった」
大人しく菜緒が抱き閉められてきたら急に爆豪は謝ってきた
『え?』
「こんなに体調悪いと思ってなくておしかけた。無理してベッドから起き上がったんだろ。そんで俺の電話で起こしたんじゃねぇのか」
『ふふ。そんなこと気にしてたの』
「気にしちゃぁ悪ぃかよ」
『全然。私は勝己がきて私はありがたかったよ。ご飯も一人で食べれそうになかったし来てくれてありがとう』
「そうかよ」
そういって爆豪は菜緒を抱きしめる力が強まった