第10章 sports festival~iberis~
菜緒は納得してない顔をしていた
「横にならないんだったら襲うぞ」
『寝ます』
「チッ!それも納得いかねぇな」
そう言いながら爆豪は菜緒が作り途中の珈琲を入れにキッチンに向かった
少したって爆豪が菜緒の部屋に入ってきた
「ほら,お前も飲むつもりだったんだろ」
と言って爆豪はマグカップ二つに珈琲を入れて持ってきた
菜緒は起き上がり『ありがとう』と言ってその片方のコップを受け取った
「まだふらふらじゃねぇか,薬はのんだのかよ」
『飲んだよ』
「飯は?」
『・・・』
「まだか。キッチンに軽い飯とお粥作ってただろう,食べるために作ったんじゃねぇのかよ」
『あぁそれは酒坂「誰だそいつ」
『・・・』
菜緒は熱でボーとした頭で話してるため酒坂の名前をつい言ってしまった。
なにも言わない菜緒に対し爆豪は菜緒に言えと目で訴えてきた。
『はぁ私の親代わりみたいな人でこうやって面倒見てもらってるの』
「なんで今そいつはいないんだよ」
『私が大丈夫て言ったからだよ。それでももしものために作っていってくれたの』
「体調良く崩すのかよ」