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【黒子のバスケ】帝光の天使(中学校編)

第4章 ー天使と巨人ー


それからというもの、律がお菓子片手に紫原に近付くと肩車をしてもらえるようになった。
紫原にとっては高い高いよりも肩車の方が楽なのだと言う。
肩車だとしばらくそのまま乗せていてもらえるので律にとってもその方がよかった。

それがしばらく続くと、今度はお菓子欲しさに紫原から律を肩車するようになった。
部活前後はもちろん、部活外でも廊下などで見かけると声もかけずに持ち上げて肩に乗せるものだから、当人たちよりも周りにいる人が驚く事態となっていた。

そして、それもしばらく続き、部活時間においては律が肩車されているお馴染みの光景を誰も気にとめる者はいなくなっていた。

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