第2章 お仕置きパラダイス?!
「ちょ、宇髄せ…いやいや、宇髄さん。それされると集中できな、んんっ」
宇随先生が後ろから胸の先端を爪で引っ搔いてきたり、指の腹で優しく撫でてくるせいで、私は腰をくねらせてしまう。
「乳首が感じるなんてド派手にラッキーだな、いじめがいがある」
「ひ、やだぁ…あっ!」
先端をつねられ、思わず甲高い声が出てしまい、ハッとして手で口元に蓋をする。
目の前にいる煉獄先生が顔色を変えずに私の顔を見ていることに気が付き、熱がすべて顔に集まる。
「で、一代目は誰なんだ?」
シャーペンを握ることを催促され、私は徳川家の将軍が一覧として載っているページをいつのまにか貼っていた付箋を頼りに開いた。
「あ、家康なんだ」
「…そこからか君は」
「あはは…」