第2章 お仕置きパラダイス?!
「っぷは!な、なんですか急に…!」
私は上半身を起こし、2人の顔を見ると、妙に真剣な雰囲気をまとった雄の表情をしていた。
「、俺らの前では敬語は無しって言ったよな?」
宇髄先生の太い指が部屋着のTシャツの下に滑り込んでくる。
少しカサついた指が谷間から鎖骨をなぞると、触れられた部分が泡立つように反応する。
「たった2つしかお願いしてねぇのに一個も守れないなんてなぁ」
わざとらしく宇髄先生はため息を私の耳に吹きかける。
「覚悟は出来ているか?」
煉獄先生はネクタイの結び目に指をひっかけ、下に引っ張る。
静寂にネクタイが解かれる音だけが響いて、馬鹿な私にもこれから行われるであろう行為は容易に想像出来た。