第1章 夕日
リマside
私は正直、べつにそのまま落ちてもいいと思った。だって、どうせ死なないし。私の回復力は静雄並みなんだから。
で、何の考えもなしに落ちていく。
………急に、体が何かによって支えられた。
そう、なにかに…!!?
着地して、私を支えていた物の正体が分かった。
久しぶりだな…
「臨也………」
そう、折原臨也…今は確か19だっけ?
臨「もう、こんな事しないでね?リマ…」
「いいじゃん、別に…どうせ死なないし。」
臨「俺が心配するし。…なにより、リマには怪我させたくない。どうせなんて、いわないで?」
臨也が困ったように笑ってる…心配かけちゃったのか…
「…分かった。ごめんなさい。…………久しぶりだね、臨也。」
…いつまでこの体制何だろう?
臨「うん、久しぶり♪おれのお姫様♪」
「うざいからやめて。」
いま、心の底からうざいと思った。
「てか、いい加減降ろして?」
臨「やーだ!家まで送るし。」
「でも、恥ずかし((臨「関係ないじゃん♪」……」