第1章 夕日
リマside
屋上に着き、藤井に言われた事
可「アンタ、生意気なのよねぇ…
「…それで?」
可「…だから、嫌われて頂戴?」
そう言って、藤井はカッターを取り出し、自分の腕を切りつけた。
そして、
可菜「きゃあぁぁぁぁあああああ!!!」
屋上の扉が突然開き、入ってきたのはキセキの世代…
一番手前にいるのは…赤司征十郎か。
赤「何が…あったんだ………!?紫!とりあえず藤井を保健室へ!!!」
…藤井が連れていかれて、紫原淳以外のキセキの世代と、桃井さつきが残った。
すると、まずは赤司征十郎が話しかけてきた。
赤「あれは、君がやったのかい?」
「やってないけど…何するつもり?」
私は少し警戒を強める。
青「どう見てもお前が((赤「青峰、止めるんだ。」けどよぉ…」
冷静に判断出来るんだ?
まあ、キセキの世代ってだけあるのかな?
赤「僕は、自分で見たものしか信じないよ。だから、しばらく考えさせてもらうよ。ただ、バスケ部に入るのはしばらく止めていてもらおうかな…手は出さないよ。」
「…分かった。良かったよ、冷静な人がいて。…私は、嘘はつかないから。」
そうして私はこの場を去った。
キセキ「なっ!!?」
屋上からグラウンドに飛び降りて………