第1章 夕日
臨也side
俺は桃井ちゃんにリマのことを話してから、大人しく家に帰った。
正直、俺なら大丈夫なんだという特別感に自分が酔いしれていた気がする。
臨「なーんで今日は我慢出来なかったのかなー…」
一人で呟く。
もちろん誰からも返事はない。
どんな顔でリマと接すればいいんだろう…
臨「…明日は、行くのやめとこっかな…」
あの学校にはカメラも盗聴器も仕掛けてあるし(←)
臨「久しぶりに一人でゆっくりしとこ~…」
リマは帰宅途中みたいだし(GPSね←)、最近飛び降りたり走ったりばっかだもんね。
よし、寝よ…
____この時の俺の考えは浅はかだったのだと、後々後悔する事になろうとは思わなかった。