第9章 心の奥にあるものは? トレイ・クローバー
彼氏がすぐ横の私の部屋の前にいる。
トレイに秘部にバイブをいれられて、乳首に鈴のなる洗濯バサミを付けられ、四肢を拘束された私のすぐ近くにいる。
汗がじんわりと滲んでいくのが分かった。
チリン、と鈴が鳴る。
「ごめん、いま…お隣さんにぃ…ん、ぁ…お茶させてもらってるか、ら…」
トレイが味をしめた顔で乳首についている洗濯バサミを引っ張り、バイブを出し入れし始めた。
激しく淫らな水音がして、彼氏にも電話越しに聞こえてしまうのではないかと心臓がけたたましく鳴る。
甘い息を押し殺しながら、絶頂を迎えそうな身体を震わせる。
『そうか、じゃあ待っとくわ!』
「ぁ…うん、じゃあね」