第13章 おつかれジェイドくん ジェイド・リーチ
「お疲れなんですよね?アズール先輩から聞きました」
「なっ…アズールから…」
ー余計なことを…
僕は監督生さんの前では常に完璧でいたい。
疲れなど悟られたくもなかったし、知られたくもなかったのに…
しかし、彼女の小動物のように目を丸くさせ、こてんと首を傾げている様子に心が締め付けられそうなほど愛おしくなる。
「…すいません、本当に疲れていて…癒してくれます?」
僕はハット脱ぎ、サイドテーブルに置いて膝の上をぽんぽんと叩いた。
彼女は顔を赤らめたが、小さく頷くと膝の上に座った。
「あ、あの…」
「はい」
「おおお、おっぱい、揉みますか?」