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 醒めない夢を 【短編集】【R18あり】

第13章 おつかれジェイドくん ジェイド・リーチ


「あ"〜〜〜〜………」

ー今日は疲れましたね…

僕は鉛のように重い体をソファに沈めて大きく息をつく。
今日は朝から期間限定メニューの仕込みに、取り立てに、フルタイムでのシフトで、ここ最近の寝不足と相まって疲れが頂点を迎えかけていた。

「お疲れ様です、ジェイド先輩」

上を向いていると、視界に黒い髪がおりてきて、にこりと微笑む監督生さんがいた。

「…こんばんは、監督生さん」

こんな姿は見せられない、そう思う一心で何とか笑顔を貼り付ける。
すると監督生さんは横に腰掛けてきた。
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