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俺様主君といたずらな恋
第4章 おもちゃがおもちゃでなくなる日
大倉side
これはいつもの惨めな夢や…
そう分かってるのに
期待してしまう…
この夢の結末は
いつもと違うものになるんやないかって…
待ち合わせ場所で
彼女を待ちながら
ポケットに忍ばせた指輪を
渡す瞬間を心待ちにしてる自分…
そして
待ち合わせの時間に
少し遅れて笑顔で
手を振りながら俺に近づく彼女…
後何回この夢を
見続ければ
俺はこの世界から抜け出せるんやろうか?
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