• テキストサイズ

俺様主君といたずらな恋

第3章 新しいおもちゃ


あの日以来

私のスマホに"大倉様“の名前が

現れることなく



私は"大倉様“の言っていた

日曜日の朝を迎えた…



もしかしてあれは

"大倉様“のお戯れで

気の迷い的なやつだったのかもしれない



そう願いながらも

ついついしっかりと出かける準備を

してしまっている私は


なんて馬鹿なんだろうと…

自分でも悲しくなってくる笑



あっというまに時計は13時を指して

やっぱりあれは冗談だったんだ


そう思いかけた時


突然家の中に

インターホンの音が響いて


モニター越しに

こちらを覗きこむ

大倉様の姿に


慌てふためき

ガタガタと大きな音を立てながら

その場に座り込み



本当にやってきてしまった大倉様に

素直に出ていくべきく

居留守を使いこの場を乗り切るべきか


悩んでいると


インターホン越しに


「ひなこー?

ガタガタ落としてるから

中に居てんの知ってるよー笑?

早よ出てきて?」



そう聞こえてくる声に


私は諦めのため息を吐き出し

玄関に向かい歩き始めた…
/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp