• テキストサイズ

【鬼滅の刃】燃ゆる恋路に花束を

第6章 美術教師の目論見※





授業の後、伊之助はいきなり私を抱えて走り出した。

行先は多分保健室


「おい、大丈夫かよ。」

「うん。ありがとう伊之助、優しいね」


んちゅ〜っと、伊之助の頬にちゅーすると、伊之助はホワホワさすんじゃねぇ!!と怒った。

ふと気づけば、保健室はもう目の前。
私は伊之助にもう大丈夫だから、と言って降ろしてもらい、そこで伊之助とは別れた。


「うぅ……失礼します……」


ピキーっと鋭い痛みが走る腰を抑えながら、保健室の扉を開ける。



そして、そこにいたのは……。





「……どうしているんですか」



「よォ、案外早かったな」




/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp