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【鬼滅の刃】燃ゆる恋路に花束を

第5章 様子のおかしい教師陣





「明日から俺たち4人、お前の事全力で落としにいくから」

「……ッえ、……え?」


ま、待って?良く聞こえなかった、

落としにいく……?成績を?全力で?

絶対嫌なんだけど!?成績は落とさないで!!??


「だからァお前を、落とす。惚れさせるっつってんだよ。俺たち4人の中がな。」


宇髄先生がビシッと私を指差すと、他の3人も続くように頷いた。


「そういう事だ。これから3年間、よろしく頼むぞ」


不意に私の手をとった煉獄先生は、私の手の甲にちゅ、とキスをした。

(っ!!!めちゃくちゃカッコイイっ、お酒の勢いだって事はわかるけど少しやりすぎじゃない!?でもカッコイイ〜っ、好き〜っ!!!)


「なっ、煉獄先生、やりすぎですっ!!私もう行きますから!!」


照れ隠しに早足でその場を去った私は、その後の先生達を知らない。













「……舞、煉獄の事"先生"っつってたな。」

「あぁ…なんだか心許ない……」


舞の反応に、前世を思い出した3人。
……残りの1人はというと、絶賛爆睡中である…。


「まあ、そのうち思い出すだろ。学園の行事は盛り沢山だし。今月は確か体育祭だろ?来月は……」


指折り数える宇髄にいきなり飛び起きた冨岡がまたもや口を挟んだ。



「来月はプール開きだ!!」




「「「最高!!!」」」








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