Beloved villains 〖ツイステ短編集〗
第4章 モブに媚薬を盛られてレオナさんに抱き潰されるお話
「あー、やっべ、勃った、俺もう我慢出来ねー」
カチャカチャとベルトを外すのに夢中になって、足の拘束が緩んだ一瞬を私は見逃さなかった
めいいっぱい暴れ、先輩の急所に蹴りを入れる
「あ゛っ〜〜〜っ、、、」
「お、おい!うわっ」
1人が痛みで悶絶して倒れ、もう1人は驚きでまた拘束が緩まる
その隙にマジカルペンを取りだし、2人に雷魔法を食らわせる
プスプスと感電している2人から私は必死に逃げた
レオナ先輩っ、レオナ先輩に会いたい........っ
今ならきっと植物園にいるはず、お願い、居て........っ
走る度に生まれる快感を抑え、ボロボロと涙を流しながら走る
___________植物園
着いた、レオナ先輩っ、どこ、、?
いつもの昼寝スペースに自然と足が向く
いた、レオナ先輩だ。体を丸めてすやすやと眠っている
いつもなら起こさないようにするけど今日は別だった
私はおぼつかない足取りでレオナ先輩の上の覆い被さる
「あ゛ぁ?誰だよ、人が寝てる時に........あ?お前か........なにやって........っ!?」
レオナ先輩は寝ぼけていたが、私のあられも無い格好を見て目を見開き、どんどん険しい表情になっていく
『れおな、せんぱ........っひっく、ひっ........』
「........おい、誰にやられた、言え」
そう言われるけど名前も分からない、何も言えない
『さばな、くろー、ひっ、く、』
レオナ先輩は私をスンスンと嗅ぐ、顔が怒りに歪んでいく
「あ、の野郎ども........」
レオナ先輩は立ち上がろうとする、しかし今いってもらっては困る
『まって!レオナせんぱっ、んっ♡、、っは♡』
抱きしめられた腕が、レオナ先輩が触れるところ全部が気持ちよくて声が出てしまう
「お前、すげえ雌臭ぇ、まさか、」
『んっ、、♡び、やく、盛られ、て、、っ』
怪訝そうな表情だったけど、やっぱりな、というような顔に変わる
私が今言うべきことは、これだけ
『れおな、せんぱい、、』
私を、抱いてください