• テキストサイズ

最強のすとぷり学園!!

第5章 遊園地の観覧車





「さとみくん!私が払うよ!」


「いいからいいから、お前は黙っとけ」


会計時、レジ前で散々揉めて、結局さとみくんが払った。


「次はな……観覧車行っちゃうか?」


「うん!」


ヤッター!!観覧車乗るの夢だったんだ!


さとみくんに手を繋がれ、観覧車のところに行った。


誘導員に誘導され、観覧車のコンテナに乗り込んだ。


「うわぁースゴーイ!」


私は外の景色を見て興奮していた。


向かい側に座っているさとみくんが笑っていた。


「お前ガキだな」


「前はなりたくてもなれなかったからね……」


身分を隠す前は大和撫子の如く生きなくてはいけなかったから。


「あのさ、突然こんなこと言うのは悪いけど……」


さとみくんが重たい空気を醸し出してきた。


一体何を言われるんだろうか。


「お前のことが好きだ」


えっ……?


「どうしようもないくらい好きだ」


目の前でさとみくんは顔を真っ赤に私を見ている。


これはなーくんの時と同様、ガチもんの告白である。


/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp