• テキストサイズ

最強のすとぷり学園!!

第3章 寮生活スタート!




「愛奈ちゃん、大丈夫だった?」


お風呂に浸かっていると、遠井さんが入ってきた。


失礼だけど、遠井さん胸が無い……ジェルくんの言う通りだったなぁ。


「大丈夫……」


「ゲームやらないって珍しい子だなって思った」


遠井さんの言う通り、珍しい人種であるだろう。


親が共働きだし、お祖父様が許してくれなかったんだよね。


「遠井さんはジェルくんとどんな感じなの?」


「えっ!?」


遠井さんは顔を真っ赤にしている。唐突な恋バナに驚いたのだろうか。


「アイツはただの腐れ縁みたいなもん。別に付き合おうとか何も考えてない。だって、変なヤツだもん」


「ああ……確かにジェルくんは独特なセンスを持った人だもんね」


自己紹介の時に自分で最強エンターテイナーって言ってたもんなぁ。


「愛奈ちゃんは、ななもりくんかさとみくんって感じなの?」


「えっ?」


私は首を傾げた。


確かに、なーくんとさとみくんどちらかとは必ず隣居るみたいなイメージだ。


「待って、遠井さん。こういう話、今日で二回目だよ?」


「えっ?忘れてたーごめんごめん」


数分前に話したばかりだった気がする。少し抜けてる遠井さんも可愛い。


「じゃあ、私は上がるね」


私はお先にお風呂から上がった。



/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp