第3章 寮生活スタート!
やっぱり、さっき何か言おうとした莉犬くんの意見を聞いてみようかな。
「莉犬くんはなんかあるかな〜?食べたいものとか……」
「えっ……俺はあんまり食わないけど……ラーメンがいいかな」
「おぅ、ラーメンかぁ……」
手料理は無理だけど、インスタントなら大丈夫だと思う。
「じゃあ、スーパーに行ってくるよ」
「俺も行く!」
「僕もっ!」
結局、全員で学校内の大型スーパーに行くことになった。小規模なデパートぐらいで、スーパーにしては結構大きい。
「インスタントラーメンは……ここかぁ」
インスタントラーメンといってもすごい品揃えだ。どれも良さげな物ばかりだ
「私は冷麺で良いかな。麺類で一番好き」
「へぇーなんか意外やな、石原さん」
「そう?」
冷麺を選んでいる時、ジェルくんが顔を覗かせてきた。貴方も本当にイケメンやなぁ。
「じゃあ、俺も愛奈ちゃんと同じ冷麺にしよ!ジェルくんは?」
「なーくんが言うなら、俺も冷麺にしとこ。さとちゃんは?」
「うーん……俺も冷麺にしよう」
なーくん達が私と同じ冷麺で、残りのるぅとくん達は莉犬くんと同じ豚骨ラーメンにした。