第3章 寮生活スタート!
朝でみんな眠いのか、これといった会話はせずに寮の前に到着した。
「あ〜もう着いた?」
「眠っ……」
なーくんとさとみくんが寝起きの子供みたいなことを言っていた。
そう言ってると、執事が荷物を降ろしていく。私達も降りて、荷物をもらった。
「じゃあ、行こうか」
「うんっ!」
私は二人に導かれ、寮の中に入った。
「荷物運ぶのダルっ!もう無理ぃ〜」
ころんくんが共同スペースのソファーで寝転んで、駄々をこねている。
「ころん、運べ」
「るぅと会長、自分で運んで下さいよぉ」
そりゃ駄々こねるよな。るぅとくん、なんで自分で運ばないんだろう。
「るぅとくん、自分で運びなさい」
「えー」
なーくんが注意すると、るぅとくんは自分の荷物を持って、割り当てられた部屋に持って行った。
私も部屋の割り当てを確認し、荷物を持って行った。隣の部屋は遠井さんで安心した。
自分専用の部屋に荷物を並べていった。