• テキストサイズ

最強のすとぷり学園!!

第1章 転校初日から




なーくんは弁当箱を買って、私に渡した。


「ごめん、よろしくね」


なーくんはそう言って微笑んだ。その笑顔はとても優しくて可愛くて、見とれてしまう。


「弁当箱買ったし、帰ろうぜ」


さとみくんの言葉に、皆は頷き、それぞれの道に別れて帰って行く。


るぅとくんとなーくんは相変わらず、車で帰って行った。


私はさとみくんと同じ方向で雑談をしていた。


さとみくんは大手企業の社長の息子だと知った。すとぷり学園のリーダー達って、権力がすごい。


「愛奈の親とかどうなの?」


呼び捨て呼ばれてドキッとした。男の子と居るのは慣れてないんだ。


覇組のことは内緒だ。企業の子なら絶対に欲しがるだろうから。


「普通に働いてるよ。今回だって親の転勤で来てるからね」


「へぇー転勤って嫌だよな」


「この学校、すんごい面白いから良いけど」


私がそう言うと、さとみくんは嬉しそうに笑ってくれた。


さとみくんもなーくんみたいに心地よい声で、心が落ち着く。まさにイケボだ。
あと、顔も最高にイケメンだから、羨ましいことだ。


すぐに私の家に着いてしまった。


「さとみくん、バイバイ。また明日」


「バイバイ、弁当楽しみにしとくぜ」


私はさとみくんに手を振って、家に入って行った。



/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp