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Second reincarnation【ツイステ】

第15章 魅力的な海




「なーに今の!!意識はあったんだけど体が勝手に動いてた!!すげー!」

「あ、意識はちゃんとあったんですね…」

「急にオレの体じゃねーみたいになった…小エビちゃん面白い魔法使うねぇ!」

「それだけ聞くとラギーくんと似たようなユニーク魔法っぽいな」

「本人が命じて動くか、本人と同じ動きをするかの違いですね」

「ラギー先輩もそんなユニーク魔法を使えるんですか」



本当にいろんな種類があるみたい…

攻撃的なものじゃなくて良かったけど、それだけ多様性に富んでるなら私が今フロイド先輩に使ったユニーク魔法が実践的なものだったらって考えるとゾッとする

フロイド先輩には魔法を妨害することができるユニーク魔法を使えるとは言ってたけど、必ず成功するわけでもないらしいし



「フロイド先輩が無事で良かったです…」

「なーにー小エビちゃん。オレの事心配してくれんの?」

「嬉しそうですね…?」

「まーね。ねぇねぇ、今度そのユニーク魔法使って誰かに悪戯しよーよ」

「おやおやフロイド…あまり事件を起こしてはいけませんよ」

「困ってそうなこと言ってんのに困ってる顔してねーんだもんな…さてはお前止める気がないだろ」

「ふふ…なんのことでしょう?」

「…ちゃんと止めてくださいね…」



誰かにいたずらするほど肝が座ってない私としては、ぜひ遠慮したい遊びだ…

ここの学生達からすれば、私はまだまだ知識不足だと思うし…そんなことしたらどんな仕返しが待ってるか考えたくもない



「皆さん今日もお疲れ様です。ここ連日レイさんの働きも相俟って売り上げもかなり上がっていますよ」



そう言いながらラウンジに、別室にいたアズール先輩が入ってきた
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